合気道は単なる護身術ではありません。宇宙普遍の原理法則を学びそれを日常生活に活かして生きていく道です。
合気道の型稽古は原理原則を体で覚えるためのものです。
護身術に活かせないこともありませんが、そのままの形ではなかなか使えません。
使うにはそれなりの知識と工夫が必要です。
一般の人と違うことをする、一般の常識から外れたことをする、予想を裏切るから術になるのです。
そして護身術を使うにはかなりの練習量と精神力の強さが必要です。
相手をひるませて、その間に逃げればいい程度の考えで護身術を行うのは危険です。
そう簡単に逃げられたり助けを呼ばれたりするところで相手も襲っては来ません。
襲われたらそれらの期待が出来ないと覚悟してたほうがよいでしょう。
なので、一般女性が護身術を身につけようとするのは賛成しがたいところですが、護身術とはどういうものかを知るくらいのことは必要と思います。
ここでは護身術として使うにあたっての基礎的な部分を紹介します。